M 様投稿作品
二人きりの誕生会
こずえの部屋の窓から見える川の水面に反射する夕焼けが、きらきらと輝いている。
川にそって植えられた桜もほとんど満開となり、
惜しげもなくさらされたピンクの花は夕日に照らされ、よりいっそう鮮やかさを増していた。
静かな、穏やかな春の夕暮れ。
「たまにはこういうのもいいもんだな。」
若槻や遙先輩とばか騒ぎするのも楽しいが、たまにはのんびり過ごすのも悪くない。
先輩たちはもう卒業してしまったから、騒ぐ機会は減るかもしれないけど・・・
でも遙先輩のことだから、何かと理由をつけて宴会したりするかもしれないな。
その様子を簡単に想像することができて、思わず笑みがこぼれる。
こき使われたりしたけど、いい先輩でもあったな。
「高志〜、お皿出して〜」
「おう。」
こずえの声に振り返る。
こずえはキッチンで夕食作りの最中だ。
時間は少々早いが、今日はゆったりしたいのでまあいいだろう。
オレは食器用の戸棚から適当な皿を取り出して、こずえのところに持っていった。
「これでいいか?」
「うん、ありがと。」
こずえはオーブンから焼きたての鳥のモモを取り出して皿に置いた。
そして、オレがそれをテーブルの上へと持っていく。
そこには、すでに出来上がった料理が所狭しと並べられていた。
二人で食べるには多い気がするが、今日はめでたい日なので大目に見ることにする。
「じゃじゃ〜〜ん♪」
テーブルの中央に置かれていた箱のふたをこずえが開けた。
中に入っていたのは小さめのデコレーションケーキ。
生クリームとイチゴで飾られ、真ん中には『Happy
Birthday
たかし&こずえ』と書いてあるチョコプレートが置いてある。
外周にそって、色とりどりの17本のろうそくが立っていた。
シュッ
マッチで順に火をつけていく。
一本一本火をともされていくろうそくたちを、こずえはうっとりとした表情で眺めていた。
「電気消すぞ。」
パチッ
部屋の明かりが消える。
この部屋を照らすのは、そのほとんどを地平線へと沈め、それでもなおわずかに窓から入り込んでくる陽光と、
ぼんやりと儚く、頼りなげにテーブルとこずえの顔を浮かび上がらせるろうそくの火。
「Happy Birthday to you♪ Happy Birthday
to you♪ Happy Birthday dear
高志〜♪」
「こずえもな。」
「Happy Birthday to you♪」
二人でろうそくの火を吹き消す。
最後の一本が消えると、こずえはぱちぱちと手を叩いた。
「お誕生日おめでと〜♪」
「サンキュ。こずえもおめでと。」
「うん、ありがと。」
暗くて良く見えないが、きっとこずえの顔は満面の笑みだろう。
「私たちも、もう17歳なのね。」
「そうだな。」
言いながら電気のスイッチを入れた。蛍光灯は二、三度点滅してから部屋を再び光で満たす。
「なんか、あっという間って感じ。」
「同感だ。」
長いようで、短かった。
今でもあの時のことはすぐに思い出せる。
こずえと出会った時のこと・・・
あれは、オレがまだ5歳の時だったな。
あの頃のオレは、内気で引っ込み思案で、自分から友達を作るようなことはできなかった。
幼稚園でも一人で遊ぶことが多かった。
あの日、砂場でトンネルを掘っているオレに、ある男の子が因縁をつけてきた。
そいつは幼稚園でボスといわれている乱暴者で、いつも手下らしき二人を連れていた。
そいつはどうやらオレが砂場を独占していたのが気に食わなかったらしい。
別にオレは独占する気などなく、たまたまオレ一人しかいなかっただけなのだが、
そんなことは関係ないとばかりにいきなり蹴りを入れられた。
吹っ飛ばされ、地べたに這いつくばるオレを見て、三人は笑った。
オレの目に涙がたまり、泣き出そうとした時、その声は聞こえた。
「ちょっと、なにやってんのよ!?」
その声の主は、両手を腰に当てて仁王立ちしている女の子だった。
「弱い者いじめしちゃ駄目だって教わらなかったの!?」
「なんだよ。お前には関係ないだろ。」
邪魔をされたため、えらく不機嫌そうに睨み返す三人にまったく臆することのないその女の子を、
オレは泣くことも忘れてただただ見ていた。
そのうち、先生を呼ぶ他の子の声が聞こえてきた。
三人は短く舌打ちしてすぐに砂場を去っていった。
女の子はオレのところまで来て引っ張り起こしてくれたが、オレがお礼を言おうとすると
「あんたも男の子でしょ!? もっとしっかりしなさいよ!!」
とだけ言い残し、去っていった。
オレはしばし呆然としてしまった。
その時はそれで終わったのだが、その数日後・・・
「高志? なにボーっとしてるの?」
「ん? ああ、いや・・・ちょっと、昔のことを思い出してたんだ。」
「昔のこと?」
「ああ、オレたちが初めて会った時のことだ。」
「あの時かぁ・・・すっごくかっこ悪かったよねぇ。あの時の高志。」
「うっ・・・まぁ、確かにな・・・」
「でも、今度は私が助けられちゃったんだよね。」
オレが砂場で女の子に助けられてから数日。
幼稚園内で何度かその子を見かけたが、ちゃんと言えなかったお礼を言おうと近寄ると、
その子は妙に不機嫌そうになってどこかに行ってしまうということがあった。
まあ、男の子がいじめられて泣きそうになっている。なんて、
かっこ悪いことこの上ない場面を見られたんだから嫌われても仕方ないのだが。
しかし、汚名返上の時は意外と早くやってきた。
逆恨みした三人が、その女の子を人気のないところに無理矢理引きずり込もうとするのを目撃したのだ。
童心ながらにその後どうなるのか想像し、やばいと思った。
そして、何故だかその時は先生に知らせようとするより先に体が自然と動いていた。
「やめろぉっ!!」
突然の乱入者に四人の視線は集中した。
しかし、相手はオレと知ると、三人は余裕を取り戻した。
「なんだよ。なんか文句でもあんのか?」
ボスがオレに近づき、上から見下すように威圧してきた。
「その子を放せぇっ!!」
「うるせえっ!!」
殴られた。
床に背中から倒れこむ。
だけどその日は前とは違った。
素早く立ち上がり、無我夢中で向かっていった。
「うわああああっっっ!!!」
後のことはよく覚えていない。
気づいた時には、オレはぼろぼろになって倒れていて、三人組の姿はなくて、女の子が心配そうにオレを見ていた。
「だ、大丈夫・・・?」
女の子が何かされたのではないかと思い聞くが、少し口を動かすだけでも痛みが走るほどオレの顔は腫れていた。
「あんたの方こそ、大丈夫?」
「だ、大丈夫・・・」
口ではそう言うものの、痛みで上手く動けない。
「まったく、助けに来るんだったら最後までしゃんとしてないとかっこ悪いわよ。」
また引っ張り起こされてしまった。
また怒らせてしまったと思い少しへこんでいたオレに、その女の子は、
「ありがと。」
いきなりのことでよくわからなかった。
女の子は少し恥ずかしそうに視線を泳がせ、そして、少し頬を紅く染めたまま、
「私、佐伯こずえ。あんたは?」
「え? あ、ボ、ボクは芳野高志・・・」
「ふ〜ん、高志っていうんだ。」
オレの顔をじっと見て、にっこりと笑った。
「よろしくね。」
その笑顔にドキッとしてしまったのは内緒だ・・・
「それから、二人で一緒に遊びまわったのよね。」
「遊びまわったというか、お前に引っ張りまわされたって感じだったと思うが・・・」
「う・・・まあいいじゃないのよ・・・」
「まあいいで済ませていいものか・・・用水路に落っこちたり、蜂の大群に追いかけられたりしたしなぁ・・・」
「ううう・・・」
かなり困っているこずえの顔に、思わず吹きだしてしまう。
「なによ〜、なに笑ってんのよ〜」
「いや、一応無事に済んだから、いい思い出ってことにしとこうかと思ってさ。」
「ふ〜ん・・・」
まだじとーっとした目で見てくる。ちょっとからかい過ぎたかな。
「無事に済んでよかったっていえば、あれもあったな。」
「あれ?」
「小学何年の時だったっけか?」
「あ! あれね。」
何年生の時だったかはよく覚えていないが、
オレは病気で一年近く学校を休んだ。
病名は、えらく長い名前だったのでよく覚えていない。
ただ、高熱が出てうなされたりとか、そういうやばい症状はでなかったので、
入院ではなく、定期的に通院しながらの自宅療養となった。
最初のうちは「学校サボれてラッキー♪」とか思っていたけど、小学生といえば遊びたい盛り、
二、三日も家の中で寝てるとすっかり飽きてしまった。
もちろん親は外出なんぞ許してくれるはずもなく、ちょくちょくこずえや他の友達が見舞いに来てくれるとはいえ、
発散しきれないいらいらが爆発しかけていた。
そんな時だ。ねーちゃんに会ったのは。
最初からすごかったぞ。ノックも無しにいきなり部屋に入ってきたかと思えば、
「今日からあんたの家庭教師やることになったから。よろしく。」
だもんな。
オレからしてみれば、「あんた誰?」ってとこだ。
ねーちゃんはオレの机の上に、持ってきた問題集などをどかっとのせてから、
やっと状況についていけずに固まっているオレに気づいた。
「ああ、ごめんごめん。先に自己紹介しとかないとね。私は白石若葉。花も恥じらう16歳の乙女よ〜ん♪」
聞いてるこっちが恥ずかしくなるセリフだったな・・・
この日から退屈とは言えない日が続いた。
ねーちゃんも昼間は学校にいっているから一日中つきっきりで勉強というわけではない。
しかしその分、大量の宿題を残していくのだ。
結構必死になった覚えがある。なにせ「宿題やってなかったらおやつ抜き!」なんて言われたからな。
正直言うと、「オレ、病人だったんだよな?」とちょっと疑問に思ってしまうくらいがんばったような気がする。
がんばればがんばっただけ褒めてもくれたから、嬉しいと思う時もあったけど。
「そのおかげで、もう一回同じ学年やり直さなくて済んだのよね。」
「ああ、ねーちゃんには本当に感謝だな。」
「高志がもう一回同じ学年になってたら、私と同じ学年になってたら、どうなったんだろ・・・?」
「考えたことないけど、今とはずいぶん違ってただろうな。」
「どういう風に?」
「う〜ん、そうだな・・・例えば・・・」
ちょっと考えてみる。
すると、かなり重要なことに気がついた。
「こずえがオレへの気持ちに気づいたのは、オレと離れてたからなんだろ?」
「うん・・・」
「そんで、オレはこずえから告白されなかったら、きっとこの気持ちには気づかなかった。」
こずえの表情から、オレが言いたいことを理解した様子がうかがい知れる。
しかし、こずえは何も言わずに聞いていた。
「多分、ずっと一緒にいたら、オレたちは幼馴染みでしかなかったんだろうな。
もし気づくことができたとしても、もっとずっと後になってたと思う。」
「・・・じゃあ、本当に感謝しなくちゃね。」
「そうだな。」
若葉ねーちゃんよ。ありがとう!!
「ねえ、思い出話もいいけど、いい加減冷めちゃいそうだから食べない?」
「おっと、そうだった。」
「それじゃあ、いただきます。」
「いただきます。」
かちゃかちゃ、もぐもぐ・・・
「お、これうまいな。」
「そう?」
「料理のうで上げたんじゃないか?」
「あい先輩に教わったから。」
「そっか、あいつ料理上手いもんな。」
「うん、いろいろコツとか教わっちゃった。」
「そういや、あいつとの付き合いもずいぶん長いよな。」
「そうねえ。」
「中一の時からだから、もう5年経つのか。」
塚原と出会ったのは中学校の入学式の日。
今日からここに通うことになるんだなぁと思いながら校門をくぐろうとした時、それは見えた。
昇降口の入り口、その前で鞄の中身をぶちまけていた女子。
かなり慌てた様子で中に入っていた物をかき集めていた。
たまたま足元に転がっていたボールペンを拾って渡そうとしたら、
「え? あ、あの、あ、ありがとうございます!」
オレの手からボールペンを取り、ダッシュで中に入っていってしまった。
しかし途中で再び転んだ。今度は鞄の中身は無事だったけど。
マンガくらいにしか出てこないだろうと思っていたドジっ娘。
現実にもいるんだなぁと思いながら、後姿を見送った。
入学式の後、同じクラスだと知った時にはかなり驚いたぞ。
「いろいろ大変だったみたいね。」
「あいつはただでさえドジなのに、頼まれると嫌と言えない、というか、押しが弱い性格だからな。
いろんなことを押し付けられてるのを、結構手伝ったもんだ。」
「いじめられたりもしたんでしょ?」
「ああ、上履きだの教科書だのを隠されたり、ひどい時には上履きに画鋲が入っててケガしたりとか。
さすがにそん時はもう我慢できなくて、犯人突き止めて告発したりしたな。
その後はだいぶ大人しくなってくれたけど。」
「今はどうなの?」
「たまに仕事押し付けられたりもしてるけど、いじめられてはいないな。
それに、少しづつだけど、塚原も積極的になってきてるみたいだし、いい方向には行ってるかな。」
「そっか。よかった。」
「このままうまく行けばいいんだけどな。四つ葉にいられるのは後一年。
別の大学行くことになったら、面倒見てやれなくなる。」
「高志の場合、面倒見てもらうことも多いんじゃないの?」
「うっ・・・確かにテスト前とかに勉強教えてもらうこともあるけど・・・」
「受験勉強は大丈夫なの?」
「・・・あんまり痛いとこばっか突くなよ・・・」
「高志が浪人して、私と一緒に合格ってのも悪くないけどね♪」
「お前なぁ・・・」
「あはは♪」
「笑い事じゃねえっつーの・・・」
まったく、人の苦労も知らんで・・・
まあ、こずえも四つ葉に来るために苦労したんだろうけどさ。
「今度は高志が大学受験かぁ・・・
私が四つ葉に来て、もう一年も経っちゃったんだ・・・」
「そうだな。」
「ほんと、あっという間。」
「・・・そうだな。」
ただでさえ静かな部屋に、少しの間、完全な静寂が訪れる。
頭の中をめぐるのは、この一年間の思い出。
もしかしたら、こずえも同じことを考えているのかもしれない。
「ねえ、高志。」
「ん?」
「外、歩かない?」
「それもいいかもな。」
日は完全に地平線へと姿を消し、月が地上を照らしている。
水面にも夕焼けの名残はなく、ただ月明かりが反射するだけ。
もう4月とはいえ、この時間になると結構寒い。
手袋にマフラーとまでは言わないけど、ちゃんと上着を着といて正解だった。
「夜の桜もきれいね〜」
こずえが一本の桜の木を見上げた。
「昼間見るよりきれいかもね。」
外灯と、その光に照らされた桜の花が、薄闇の中にぼんやりと浮かび上がっていた。
その姿はとても幻想的で美しい。
オレも思わず見とれてしまう。
オレがここ、武蔵羽村市に来たのも、こんな風に桜が咲いている頃だった。
ちょっとドキドキしながら校門をくぐったんだけど、初日からすごかったな。部活の勧誘が。
いろんな運動部から声かけられて、その中でもすごかったのは、やはりというか陸上部。
執拗に勧誘されたからなぁ。正直ちょっとうんざりするくらい。
でも、オレはもっと別のことやりたいと思っていたから断り続けた。
かといって、何がやりたいか全くわからず、どの部活に入ろうか悩んでいた時に、
「ねえ君、科学部に興味はないかい?」
と、声をかけられた。
なかば強引に化学室まで連れて行かれて見学して、面白そうだと思ったから一応入部して、
それなりに楽しく活動して、若槻なんかと友達になって、科学部入ってよかったなと思ってる。
だけど、科学部の仕事を手伝わされてる内に、
いつの間にか生徒会の仕事も押し付けられるようになってしまうとは・・・
ことあるごとに呼び出されて、結構忙しかった。
それもいい経験なのかもしれないが・・・
「そしてその一年後に私が入学、か。」
「こずえが入学してからの一ヶ月は、大変だった・・・」
「そうね・・・」
「いきなりコクられた時は、頭の中が真っ白になっちまったし。」
「・・・ごめん。」
「謝ることじゃないさ。そのおかげでオレも本当の気持ちに気づけたんだから。」
「うん・・・」
「むしろありがとう、かな。今こうして一緒にいられるのも、そのおかげだしな。」
サァッ
一陣の風が吹きぬけた。
その風は木々の枝を揺らし、こずえの髪をなびかせた。
「高志・・・これからも一緒にいてくれる?」
「えっ?」
もしかしたら、さっきの風はこずえの心まで揺らしていったのだろうか。
そんなことを考えてしまうほど、こずえの瞳は不安げに揺らめいていた。
「高志はまた先に卒業しちゃうけど、それでも私と一緒にいてくれる?」
こずえの瞳は潤み、今にも泣き出してしまいそうだった。
オレの心はもう決まっている。
こずえのこんな顔は見たくない。
ありがちだけど、好きな人には笑顔でいて欲しい。
だからオレは言う。できるだけの優しさと、愛を込めて。
「そんなの当たり前だろ?」
「ほんと?」
「ああ、本当だ。」
「ありがと、高志。」
オレの胸に飛び込んでくるこずえをぎゅっと抱きしめる。
二度と離れないように。二度と離さないように。
オレにはもう、こずえと離れる気なんてさらさらない。
ずっと一緒だ。
来年も、再来年も・・・
十年後も、二十年後も・・・
どんなに年を重ねたとしても・・・
また二人で誕生会をしよう・・・
二人で・・・
Fin
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<あとがき>
作者「高志君♪ こずえちゃん♪ お誕生日おめでと〜〜♪
というわけで、二人のお誕生日記念に書いた『二人きりの誕生会』
いかがでしたでしょうか?」
こずえ「キャーー♪ 高志とラブラブ♪」
作者「良かったですね♪ こずえちゃん♪」
こずえ「もっとこういうSSが増えればいいのになぁ♪」
作者「いや〜、そういうわけには・・・いろいろと考えているので・・・」
こずえ「どうせくだらないことばっかりでしょ?」
作者「うぐ・・・そ、それは、そのぉ・・・」(汗)
こずえ「それにしても、私と高志の過去ってこんなだったのねぇ・・・」
作者「それはどうでしょうか。」
こずえ「どういうこと?」
作者「これはあくまで、『自分が考えた高志君とこずえちゃんの過去の話』です。
しかし、このSSを読んでくださった読者の皆さんにこれを押し付ける気はありません。
これ以外にもこんな話があるのではないか? あるいは、こんなの認めん! 高志たちの過去はこうだ!!
ということを考える人もいることでしょう。
そうやって考える人が増えれば増えるほど、高志君たちの新たな過去が生まれていくのです。」
こずえ「ふ〜ん・・・」
作者「さあ! あなたが考えた高志君たちの過去を文章にしてみませんか!?
そして、そしてぇぇぇっ!!」
こずえ「結局、re-laive のSSを増やしたいだけじゃない。」
作者「そ、そそそそんなことあ、ありません・・・よ・・・?」(汗汗汗)
こずえ「でもそれは自分の首を絞めることになるかもね。」
作者「えっ?」
こずえ「だって、他に立派なSS作家さんがでてくれば、
あんたみたいなしょぼいSS作家なんてすぐに忘れ去られちゃうでしょ?」
作者「う、うわ〜〜〜ん!!」(脱兎)
こずえ「あ〜あ、泣きながらどっかいっちゃった。まあいっか。
えっと、ここまで読んでくれた人、ありがとう♪
こんなへたれ作者だけど、どうか温かい目で見守ってあげてね。
ご意見ご感想、ご指摘や苦情等、随時受け付けてるから遠慮なくどうぞ。
それじゃ、次のSSで会いましょう。ご機嫌よう♪」
作者「でわでわ〜♪」
こずえ(いつの間に・・・?)
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