H・S 様投稿作品


            死人には・・・



前書き

どうもはじめましてH・Sです。

この作品は情景描写を省いたものとなっておりますので
世界観と人物の紹介をしようと思います。

世界観   ぴゅあぴゅあの世界です。はい。

♂ 渉   喫茶店の店長。楽天的でマイペース、他人のことは考えなく、いつもヘラヘラしてる。要はバカ。
♀ さやか 喫茶店の店員で渉のペット。礼儀正しく渉よりも頭のいい猫耳っ子。
♀ セラ  上に同じく喫茶店の店員で渉のペット。ツンデレ比9:1の犬耳?っ子。犬ではなく狼だと言い張る。
      どっちでも変わらない。

♂ 洋一  まあ良い人。んで保健所の人。
♀ さよ  洋一のペットで犬耳っ子。ここではあまり関係が無い。

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渉の家
さやか渉、家と店の掃除するので夜まで何処かで遊んでください
渉  ん、手伝うよ。
さやかうれしいですけど、
セラ 邪魔だから消えて。
渉  邪魔ってひどいなぁ。
セラ 事実だし、・・さやかもそう思うよね?
渉  そんなことないよな?
さやか邪魔というか、いてもいなくてもどちらでもいいので、出来れば何処かで遊んでくれた方が、
渉  ・・・いてもいなくてもいいって
セラ 要は邪魔ってことだよ。
さやかいえ、そのような事は。
渉  そうだよな、邪魔とは違うもんな
セラ い〜や、それはどうかな。
渉  何だよさやかの事疑ってるのか。
セラ 当たり前じゃん。
渉  お前ひどいな。
    どがっ
渉  あだっ
セラ あんまりなめた事言ってると蹴るよ。
渉  痛っ、蹴ってから言うな。
セラ 何、文句ある。
渉  ああ、アリアリですね。
セラ んじゃ、やろうっての。
渉  ああ、やってやろ
さやかやめてください!
渉  は、はい。
セラ ・・・・・・・・。
さやかともかく!渉は夜まで帰ってこないでください!
渉  はい、わかりました。それでは行って参ります。

セラ ・・・べぇ〜だ。



洋一の家
   ピ〜ンポ〜ン
洋一 はい、ってお前か
渉  おっす、まあとりあえず開けてくれ。
洋一 ああ、ちょっと待ってろ。さよ。
    がちゃ
渉  さよちゃん。こんちわ〜
さよ 渉さん。こんにちわ。
渉  あがるよ〜
さよ どうぞ

さよ お茶を入れてきますね。
渉  いつも、気が利くなぁ。
さよ ちゃんとご主人様に習いましたから。
洋一 それで何の用だ?
渉  まぁ暇つぶし。プラス避難みたいな。
洋一 そうかい。
渉  そうそう、うちのバカが言う事聞かないんですけど〜。
洋一 ・・・またそれか。
渉  だって仕事柄詳しいだろ。
洋一 もう何度目だと思ってるんだ?
渉  ん〜〜、何度目だっけ?
洋一 知らん。俺が言いたいのはもう無理だ。無理。
渉  ひでぇよ、とても保健所の人とは思えねぇな。
洋一 そのお陰でさやかを飼えたんだろ。
渉  そのせいでセラも飼う羽目になった。
洋一 飼いたくなきゃ飼わなきゃよかった話だろ。飼いたいつったのお前だぜ。
渉  ツンデレになると思ったんだよ。そう思ったら、何だよツンの部分しかないじゃないか。
洋一 やっぱさ、お前ってバカだよな。
渉  ポジティブシンキングだよ。ポジティブシンキング。
洋一 ・・何でさやかはお前に懐いているんだ?俺はセラの方が普通だと思うぞ。
渉  それは俺が、・・・・・なんでだろうな。
    ことっ、ことっ、ことっ
さよ お茶が入りました。
渉  ありがとさん。
洋一 よく出来たな、さよ。
   なでなで
さよ えへへへへ
渉  そういや、さやかって最初はツンだったな。
洋一 逃げ出したとか言ってたな。
渉  そうだよ、探すの面倒で面倒で、あれには疲れたわ。
洋一 どうやって連れ戻したんだ?
渉  説得した。そしたら泣いちゃったよ。
さよ ??どういう意味ですか?
渉  そのまんま。詳しい事は本人に聞いてくれ。
   ズズ〜、ふぅ。さよちゃんお茶おいしいよ。
さよ ありがとうございます。
渉  いやぁ、それにしてもうちのバカにさよちゃんの爪の垢を飲ませてやりたいわ〜
さよ バカってセラさんのことですか?
渉  そう、その通り。
さよ セラさんはバカじゃないですよ。
渉  さよちゃんはセラの事好き?
さよ はい。
渉  さやかは?
さよ 好きです。
渉  んじゃ俺は?
さよ ・・・まぁ、嫌いじゃないです。
渉  ・・・・じゃあ、洋一。
さよ 大好き。
渉  洋一。よかったねえ。
洋一 さよに何を聞いているんだ。まったく。
渉  いやぁ、暇だし。
洋一 暇なら何していいってわけじゃないだろ。
渉  そんなに嫌か?今の。
洋一 ああ、嫌だね。
渉  というわけで、洋一はさよの事が嫌い、と。
洋一 おい!誰もそんなこと言ってないだろ。
さよ そうですよ。ご主人様がそんな事思うわけないじゃないですか。
渉  そいじゃ、洋一はさよの事好きか?
洋一 何でそんな事お前に言わなきゃいけないんだよ。
渉  やっぱり、嫌いなのか。
洋一 だから、
渉  好き?
洋一 ・・・ああ、まあ。
渉  そうかそうか。んじゃ、俺は?
洋一 大っ嫌いだね。
渉  そうかぁ。お前もツンデレかぁ。
洋一 アホか、それといい加減さよの前で変な言葉を使うな。
渉  大丈夫大丈夫、さよはそんな言葉覚えないから。なあ?
さよ ええっと、ま、まあそう、ですね。
渉  ほら、だから大丈夫。
洋一 ・・・はあ。
渉  ん〜、じゃあそろそろ帰るわ。
洋一 もう帰るのか。
渉  何まだ居て欲しいって?
洋一 いや、むしろ帰ってくれ。
渉  はは、それじゃ二人の愛を邪魔して悪かったね。
さよ 愛ってそんな。
渉  照れなくっていいってそれじゃあな。



渉の家
渉  ただいま〜っと。
さやかお帰りなさい。
渉  さやか、ただいま。

渉  セラ〜、ただいま。
セラ ・・・・・
渉  おお、綺麗になったなぁ。
セラ あんたが居なかったからね。
渉  まあ、掃除とか嫌いだし。
さやかそういえば初めて来た時汚かったですね。
渉  ああ、初めてと言えば一度逃げた時、泣きながら帰って来たよな
さやか泣いてませんよ。
渉  そうだっけ?
さやかそうです。
セラ ねえ、詳しく聞かせて。
さやかそうですね。渉にも思い出させてもらわないと、



保健所
渉  洋一、遊びに来たよ〜
洋一 仕事場まで来るか?普通。
渉  だって俺普通じゃないもんねえ。
まや わたる。こんにちわ。
渉  まやちゃん。こんにちわ。かわいいねえ。ホント。
洋一 んで何の用だ。
渉  暇つぶし。
洋一 お前、喫茶店の方はいいのかよ。
渉  あんたみたいな固定客しか居ないからねえ。昼は過ぎたし誰も来ないから閉めちゃったよ。
洋一 おいおい。
渉  それはそうとケーキを持ってきたけどいるか。
まや えっ、けーき!?
渉  まやちゃんはかわいいからタダであげるよ。
まや ありがとう。はむはむ。
洋一 ・・・んで俺は?
渉  いつもの値段でいいよ。
洋一 がめつい奴だな。
渉  こうでもしないと生きていけないもんで、それでいるか?
洋一 ああ、買うよ。
渉  毎度どうも。
洋一 ああ、そうだ。お前に質問なんだが耳っ子を飼いたいって言ってたよな。
渉  飼いたいっつうか、まあ飼ってもいいかなって感じだけど。
洋一 耳っ子を保護してるんだが飼わないか?
渉  ん?飼い主はどうしたんだ。
洋一 死んだんだよ。
渉  なになに、自殺、他殺、交通事故、それとも寿命?
洋一 交通事故だ。
渉  うーん不慮の事故となるとなかなか手ごわそうだな。
洋一 ああ、もしかしたら死ぬまで主人の事を思うかもしれないからな。
渉  耳っ子は動物と比べて頭が良いぶん忘れられないからな。
洋一 ま、とりあえず会ってから決めたらどうだ。
渉  ああ、そうだな。そんじゃここに連れてきてくれ。
洋一 わかった。まやはここで待っててくれ
まや うん。
    がちゃ、ばたん
渉  ねえねえまやちゃん
まや なに?
渉  まやちゃんって何歳か分かる?
まや うん、えっとお、八歳だよ。
渉  そうかもう八歳かあ。
まや うん。
渉  そうかそうか。
まや ???

    がちゃ
洋一 ほらこの子だ
さやか・・・・・
渉  いやあ、かわいいねえ。
さやか飼う、つもり?
渉  そうだよ、渉って言うのよろしく。
さやか・・・・イヤよ。
渉  何で?
さやかだって私にはご主人様が、
渉  そういわれても、もう一緒に暮らす事になっちゃったから。
さやかイヤ。
渉  イヤと言われてもねえ。

さやかイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!
渉  ご主人様、ってか。
さやかそうよ。ご主人様じゃなきゃ駄目なの。
渉  そいつはもう死んだ。
さやかでも、でも!
渉  死人に喋る口はない。触れる手もない。聞く耳もない。お前がいくら待とうが歩く足もない。
   死んだら、・・・終わりなんだよ。だから、
    パァン!
さやかそれ以上言わないでよ。う、うぐ、ぐすっ。
渉  ・・・・へいへい。洋一、引き取るの明日にするわ。
洋一 ・・・ああ、わかった。ほら、行こう。
    バタン
まや わたる。酷いよ。
渉  甘やかせば解決する事じゃない。
まや でも、
渉  確かに時間をかけて解決するものだろうな。だけどここがどういった場所だかわかるよな。
まや ・・・・うん。
渉  まあ、俺が悪かった。反省するよ。
    ガチャ、バタン
渉  どんな感じだった。自殺しそう?
洋一 そういう変な冗談はやめろ。・・・もっと良いやり方があったんじゃないのか?
渉  ごめんねえ、馬鹿で。
洋一 そうじゃないだろ。
渉  俺は偽善者じゃない。正しいと思った事をするだけだ。
   正しいと思った事、嘘をつかずちゃんと自分の気持ちを伝える事。
   って思ったんだけどだめかねえ?
洋一 しらねえよ。・・・一つ気になったんだけど、だからの続き、なんて言おうとしたんだ

渉  だから、ウジウジしてないでご主人様の望む事をするべきじゃないのか?
   死人には残された人たちを見守る目がある。待ってったって、悲しんでたって駄目なんだよ。
   
   ってね。いやあ、かなりの綺麗事ですねえ。
洋一 いいじゃないか綺麗事。
渉  だって俺死人じゃないし〜、死人の気持ちなんてわからないんだけど〜。
洋一 そんなことは当たり前だろ。
渉  その当たり前を当たり前と思わない奴だって居るんだよ。
   ・・・さて、ケーキも売ったし、そろそろ帰らないと。
洋一 そうか、それじゃあな。
渉  それじゃ、まやちゃん、じゃあね〜。
まや わたる、ばいばーい。

洋一 ・・ほら、もういいぞ。
    がちゃ
さやか・・・・・・
まや え?え?
洋一 ああゆう奴なんだよ。あいつは、
さやか・・・・・・



次の日
渉  引き取りに来たよ〜
洋一 もう来たのか。
渉  まあね、今日は店は休みにしたし〜、親睦を深めないとね〜。
洋一 それじゃ、ここで待っててくれ。
渉  いや、一緒に行くよ。
洋一 ん、そうか、わかった。

渉  うわ〜牢屋みたいだわ〜。ま、仕方ないか。
    ガチャ、ギイィィィ
洋一 ほら迎えに来たぞ
さやか・・・・・・
渉  これからよろしくな。
さやか・・・・・・(こくっ)
渉  ・・それじゃ連れて帰るよ。
洋一 ああ。



渉の家
渉  ここが俺の家。一階は喫茶店で二階が住む場所になってるぞ。
さやか・・・・わかった。

渉  ここがお前の部屋だ。好きに使っていいぞ。
さやか・・・・うん。・・ねえ。
渉  ん?
さやか私のご主人様は何を望んでると思う?
渉  ・・・俺よりもお前自身のほうがよく知ってるんじゃないのか?
さやか・・幸せになって欲しいって望んでると思う。でも、
   わからない。私の幸せが何なのか。このままあなたと暮らせばいいのか。ご主人様に、
   ご主人様に、会いたいのか。わからないの。
渉  ん〜、それは分かってるんじゃないのか。
さやかえ?
渉  ただ単に認めたくないだけだろ。
さやか何を言ってるのよ。
渉  んん〜、どうしようか。言わない方がいいかね?
さやかいいから、言ってよ。
渉  それじゃ怒るなよ。
さやか怒らないから言って。
渉  嘘を言うな。・・・・ご主人様に会いたいってのはお前のしたい事だろ。
   それはお前の幸せにはならない。お前の幸せになるのは俺と一緒に暮らす事。
さやか違う。
渉  ・・・・。
さやか私の幸せはご主人様の幸せ。私はご主人様のことは忘れられない。忘れちゃいけないの。
   あなたと暮らしたらご主人様を忘れちゃう。ご主人様が幸せじゃなくなっちゃう。
   ご主人様はそんな事望んでない。望んでないの。
渉  それが本音か。
さやか・・・。
渉  ・・昨日の。
さやか??。
渉  だから、の続き。綺麗事をいくら言おうと綺麗事でしかないんだよ。

死んだ奴のために何かしたって何の意味も無い。死人に、価値は無い。

    パァン
さやか最低。
    ダッ
渉  痛ッ。おい、待て。
    ダッ
渉  ちくしょ。怒らないって言ったくせに。あっ、でも逃げないとは言ってないか。



公園
渉  ハァ、ハァ、こんな所に居たのか。
さやか・・・・・・
渉  もう、逃げるなよ。そのままでいろ。
   ・・・・スゥ〜フウ〜。
   さて、どうしたら戻ってくれるか?
さやか・・・・・・
渉  お前を連れ戻せる話、なんか無いかなぁ。
さやか・・・・・ねえ?また聞いていい?
渉  お前が逃げないならな。
さやかもう逃げる気なんか無いよ。
渉  そ。
さやか何で私を飼おうと思ったの?
渉  かわいいからさ。
さやか・・価値があるってこと。
渉  まあそう言う事だな。
さやか洋一っさんが今死んだらあなたはどうするの。
渉  墓でも作った後まやちゃんを貰うさ。
さやか価値がなくなったから、捨てるのね。
渉  まあ、当然だな。
さやかあなたの言ってる事が正しいのは分かります。でも割り切れない。
渉  それも当然だな。
さやか分かったような、
渉  ???。
さやか分かったような口をきかないで!大切な人が居なくなった時悲しみなんて、あんたに分かるわけ無いです!
渉  ・・分かるよ。うん、分かる。
さやか嘘言わないで!
渉  俺、嘘言ってないんだけど。
さやかあなたは嘘つきよ。洋一さんに言った事と私に言った事違うじゃない。
   それだけじゃない。いつもヘラヘラしてるのにどうしてこういうときだけそうなのよ。
渉  一つ目、聞いてたのか。・・両方とも嘘じゃない。本当の事だ。
   二つ目、こういうときにヘラヘラしてたら失礼だろ。本当はヘラヘラしたいさ。
さやか・・・・・。
渉  それから、大切な人は俺も失った事がある。
   俺は昔、孤児だった。よく盗みとかしていたんだ。生きるためにはそれしかなかった。
   そんな時、俺は盗みに失敗した。失敗する事は一度や二度じゃなかったんだが、
   まあ、とりあえず、盗まれた方の相手はこういったんだ。
   俺の店で働けば食わせてやるってな。まあもちろん俺の答えはイエスだったわけだ。
   そいつの店は喫茶店でね。そこで働いていたわけだ。
   ある日、そいつが倒れたんだよ。理由は栄養失調だった。
   店の儲けが俺の食い扶持ぐらいしかなかったんだよ。その後そいつは死んじまったってわけ。
   だから俺にもあるよ割り切れない気持ちぐらい。
さやか・・・・・・・。
渉  なんか上手くまとまってないな。
さやかいえ、あなたのその表情で分かります。泣いてますよ。
渉  え、マジ。
さやかマジです。・・だからあなたはあの喫茶店で働いてるんですか。その人のために、
渉  どっちかっつうと俺のためだけどな、盗みに比べてリスクが無くって。
さやかそう、ですか。
渉  ・・・んで、割り切らせる方法だけど、簡単な話だったね。
   俺と暮らしつつお前のご主人様の事を忘れなきゃいい。
さやかそんなこと出来ませんよ。
渉  出来るよ。俺とお前の二人なら、俺の思い出をお前が覚えてくれたように、
   俺がお前の思い出を覚えるよ。二人ならどっちかが忘れてもどっちかが覚えてるだろ。
さやか・・・・馬鹿、ですね。
渉  馬鹿つっても悪い馬鹿じゃないだろ。
さやか私のご主人様も最後は馬鹿でした。他人を助けるために自分を投げ出すなんて馬鹿なんです。
渉  そう。
さやかこの公園、
渉  ん?
さやかここにはよく散歩で訪れました。私の思い出の場所です。そして、ご主人様と、最後に遊んだ場所。
渉  お前泣いて
さやか泣いてませんよ。ご主人様は見守ってくれるんですよね。ご主人様は私が泣く事は望んでませんから。
渉  そうか。
さやか後もう一つ。私の名前はさやかです。ご主人様のくれた名前です。
渉  俺の名前は渉だからな、これからよろしく。さやか。
さやか・・・はい。



渉  そうかそうか。そういえばそうだったな。
さやかそうです。だから私は泣いてませんよ。
渉  いつのまに敬語になったんだ?
さやかさあ?
セラ 渉。ちゃんとさやかの思い出覚えてる?
渉  ん。それは二人の秘密だな。
セラ 覚えてないんだろ。
渉  おいおいそんなわけ無いだろ。
セラ 嘘だね。
渉  だから二人の秘密だって。
さやか別にいいですよ。セラになら言っても、
渉  えっ!?
セラ だとさ、さあ言ってみろよ。
渉  それはな、ほら公園でよく遊んでたんだよ。
セラ それはさやかの話の中にあった。
渉  ああ、ほら他には・・・えっと。
セラ やっぱり覚えてないんじゃないか!
渉  ち、違う。
セラ 違くない!
渉  さ、さやか助けて。ギャーーーーーー。
さやかふふふ。


さやか渉に話した事、あの三つの事、あの三つを覚えてくれれば、
   私はそれでご主人様の事は忘れませんから。
   ご主人様。私はもう平気です。だってこんなに、幸せなんだから。

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あとがき

皆さんが疑問に思った(というか自分が突っ込みたい所)が色々あると思いますので答えたいと思います。

なぜ情景描写を省いたのか?
その理由は作品の自分の力量不足で質が下がると感じたのとめ・ん・ど・うだからです。

さやかの心理が変。
許してください。

渉の人生すごすぎ。
いやあ、物語ですから。

テーマって死?
無いです。ただただ心のままに書きました

H・Sって?
イニシャル。

18歳未満ですか?
ぎりぎりセーフ。

でしゃばるな
無理。

あまり個人情報を露出しない方が、
無理です。

駄文です。
許してください。

次回作の予定は?
無いです。やる気が出たらまた書こうかなと。

これからもよろしくお願いします。
え?他にも疑問があるって?

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